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2006年10月 1819212225262829|日
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昨夜はかなりの雨が降った。屋根、壁の帆布もかなり濡れてい。心配した床の帆布は中央の一部を残し濡れていた。立ち上がり部もあまり濡れていない。ビニールを取り除くと床板は、前回のように水も溜まっていませんでした。パオが乗っていない、端の床板は、濡れていません。多少ビニールの効果はあったようですが、他からしみこんでいる。強い雨でしたから、完全に密封状態になっていない、天窓、入り口部などから進入した雨水が考えられます。
モンゴルパオの雨対策を黄瀬くんと大島さんに相談する。1,ビニールを床板と床帆布の間にビ敷き、さらに、立ち上がり部まで覆い被せる。2,床帆布を取り除く。3,現在の床帆布をパオ内の床部分の帆布、外側の立ち上がり部の帆布に切り離し、作り替える。雨時にはそれぞれを取り込んで壁下部は、ビニールで覆う。3の案を試してみましょうと言うことになりました。縫製は来週中にする予定です。
パオは、天窓と入り口の帆布を開ける。さらに壁帆布を捲り上げ、床帆布の立ち上がり部の紐を取り除き、出来るだけ開放状態にして、帆布を乾かす。

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アゴラのこどもたちの居場所に屋根裏部屋がある。今回のカメパオ化では甲羅の裏側にあたる。モンゴルパオ、段ボールカメパオ、屋根裏と3つの居場所がある。子どもたちは、それぞれの居場所を思い思いに行き来し、使っている。段ボールカメパオは、天頂の開口部に毛糸のしゃれた飾りが出来た。大きな蛇型人形は、輪飾りと同じように内部の所々に毛糸の輪にぶらさがって、飾りのようになっている。
モンゴルパオの床帆布は、完全に乾いていた。朝からパオのなかでこどもたちは、作業をはじめる。毎回ここで作業する6年生の男の子は、「ここが落ち着くと」言っていた。
4時過ぎ、夕方から雨が降りそうなので、モンゴルパオの雨に対する養生をしておく。又雨かです。今回は、ビニールを壁部帆布の内側から、下部の帆布、床板を覆う形で地面まで被せた。さらに天窓、入り口部の帆布を被せ、開口部を塞ぐ。強い雨にならなければいいが、、。
*今日から、その日のモンゴルパオと段ボールパオの写真を載せていきます。

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モンゴルパオの床の帆布は、まだ完全に乾かない。今日もモンゴルパオは使用を止めました。もう少し乾燥させてから使うことにします。
幼児クラスの子どもたちは、人形が大好き、中では、必ずブランケット型の人形を敷いてゴロゴロその周辺でごっこあそび、ポケモンごっことか、、。外へ大きな蛇型人形を持ち出し引っ張ったり、乗ったり、巻き付いたり、煉ったり、元気なあそびに使われます。
今日は、アゴラの裏山で実を付けたマムシ草を見つけた。5月頃の散策で花を付けたマムシ草は、子ども達は知っています。実を付けた物は、見つけにくいのではじめてのようでした。*マムシ草は、サトイモ科で、茎の斑紋がまむしを連想させる所から付けられた名前です。


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日曜日から昨日まで続いた雨も上がりました。パオの様子を伝えます。外から見るパオは、腰から(青い紐のあたり)下が、周囲全体が濡れています。しかし、屋根の部分や壁の部分は湿気こそ感じますが、白い帆布の色の変化はなく、雨がしみ込んだ感じではありません。パオを乗せた、白い円形の床板の周りには、まだ水滴がついていて乾いてません。床の帆布は、外側に出ている立ち上がり箇所も含め、全体に濡れています。



パオ内の風通しを良くし、帆布を乾燥させる。(1)入り口と天窓の帆布を開ける。(2)壁部の帆布は、下部を捲り上げる。(3)床の帆布の立ち上がり箇所は、紐を取り外し、出来るだけ開いておく。今日は子どもたちは、モンゴルパオは使用できません。早く乾いてくれるといいのですが、、。



カメパオの中では、かめ吉と新たに加わった子亀2匹を積み重ね、親が目の上に、、、と遊んでいた。パポ、パプの兄弟の少し太った人形は、「クマ?顔はキティーちゃん?顔が描いてないのは、気持ち悪い」と言って6年生の女の子がビーズで目、口を付けはじめたのですが、時間が来て次回にと言うことになりました。カメパオの天窓から顔を出すのがいいらしい。中にある椅子に乗って顔を出す。カメになった気分?ガンダム?



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朝、こどもたちが来る前に覗いてみる。カメパオの中は、昨日のこどもたちが作った輪飾りで飾られていた。懐中電灯、カッター用の下敷き、ティッシュペーパーが入れてありました。さらに、3角出入り口の1カ所には、出口と書いたカラフルな標識が作られていました。子どもたちは、これから自分たちの使い勝手がいいように、必要な物を作ったり、持ち
込んだりしていくのでしょう。モンゴルパオの朝は、放射状に広がる朱色の天井、蛇腹の壁、天窓からの光と帆布を通した淡い光が美しく落ち着いていた。蛇腹の壁にはゲル日記が吊され、折り紙の鉛筆立てがセロテープで貼ってあった。


9時子どもたちがやってきた。みんなカメパオもモンゴルパオもを見るのは初めて。一様に仰け反って、びっくりした顔をする。でも、すぐ荷物を置いて、カメパオのなかへ、モンゴルパオへ。一頻り確かめて、「すごーいよ!」と報告。カメパオとモンゴルパオのカメパオ化の準備の時の話しを伝える。(カメパオ化の前には、カメパオプロジェクトの話しと今回のカメパオ化の趣旨を話しておいた。どのクラスの子にも話しをした。)

2年生の男の子が子亀の人形を見つけて「顔がない」「のっぺらぼうでヘン、ヘンだよ」と言っている。(彼は昆虫や動物の好きな子で、アゴラのあちこちに彼の描いた鳥や昆虫の絵が貼ってある)しばらく言っているので、どうも顔を描きたいんだなと思い、「描く?」と聞くと「描いてもいいの?」とうれしそうに言う。「描いてもいいよ」というと早速、マジックペンで描きだした。黒いマジックで丸い小さな目を、赤いマジックでニコッとした口を描きました。カメたろうとカメ子だそうです。かめきち家族に加わりました。でも、カメ子はすでにいますので、もう少し考えることになりました。3年生の男の子は、道具箱の周りで紙皿に貼り絵。自分の顔のようです。4年生と5年生の女の子は折り紙て遊んだり、日記を書いていました。



モンゴルパオのある庭は、中原さんが以前植えたレモンバームがいっぱい生えています。モンゴルパオの周りも花の終わったレモンバームがいい香りです。この周辺には日本トカゲもいて、春先は、尻尾の方が、金の縦縞に青く輝いた身体をしていましたが、今日のトカゲは、艶のある褐色をです。(二ホントカゲの幼体は色が鮮やかですが、成体になると褐色に変化する)トカゲは、しばらく顔を見せていたトカゲもレモンバームの茂みの中に消えていった。成長したようですね。



4時すぎ、雲行きが悪くなってきたので、モンゴルパオのいる口を締めたり、天窓の帆布を被せた。床の帆布も壁の帆布の中へしまい込んだり、入り口部の隙間を出来るだけ閉じる。ネットの通路は一度外し、入り口の帆布を締めてから、天窓の帆布についている紐で固定した。モンゴルパオの初めての雨体験です。大雨にならなければいいのですが。

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午前中の子どもたちは、道具箱を開いて絵を描いたり、日記を書いていました。カメパオ日記とゲル日記の表紙をマジックで装飾していました。カメパオとモンゴルパオの中に日記専用の鉛筆入れを折り紙で作りました。子どもたちは、二つのパオに必要なモノを徐々に作り始めています。カメパオの中の椅子は、踏み台になったり、テーブルになったり重宝しているようです。また、道具箱も作業台になっています。おおきな蛇型人形を椅子の下に入れたり出したりして遊んでいました。画帳には、絵が描いてありました。カメパオの周りでは、編み物をしたり、本箱とカメパオの間で本を読んでいたり、空き箱を使って玉を転がすおもちゃを作っていました。




帰る時間の近くになると、こどもたちは、カメパオから出て糸電話を作って遊んでいました。アゴラでは帰る前に、片づけと掃除をします。カメパオとモンゴルパオの中もしました。道具箱は道具箱には、市販のA4サイズの引き出し式整理箱1個、小物トレー4個とそれら全てをを収納できる整理箱1個を用意しました。今のところ、使い勝手は良さそうです
し、整理箱の中に5つの小箱を収納して片づける、このやり方は子どもたちに向いていそうです。もうしばらく道具箱の扱い方を見ていきます。ゴミはアゴラのゴミ箱に捨てていました。



午後のこどもたちは、カメパオの中に折り紙の輪飾りを作り、飾りました。モンゴルのパオの中では、ブランケット型の人形が持ち込まれ、その上で割り箸を使ってマジックハンドを作っていました。狭い三角の開口部10カ所が子どもたちの出入り口です。ここを芋虫のように這いずって入る。ちょっと滑稽なスタイルですが、みんな笑顔で楽しそうに出入りしています。今日一日で、カメパオ化でできたモンゴルパオ、カメパオを前からあったかのように使いこなしています。




モンゴルパオと部屋を行き来するネットのの通路(カメの「首」部になる。)では、子どもたちが、座り込んで割り箸を使ったマジックハンドや小刀?を作っていました。ネット通路の中央には、東西から出入りできる入り口があります。庭や部屋から利用できます。最近、シーソーを完成させた女の子たちは、ここから出入りして遊んでいました。



涌井さん、大塚さん、先日のカメパオ化の準備の日に来た、小1の男の子は、おおきな蛇型人形をあちこちに連れて遊んでいましたよ。

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今日は、4才と5才の幼児クラスです。部屋に入るとすぐ、4人の男の子たちは、カメパオの中へうれしそうに入っていった。こどもたちは、ぬいぐるみ人形をすぐ見つけ、遊びだした。昨日の2年生の男の子は、さわる程度で取り出したりはしませんでした。4人のこどもたちは、土井さん制作のブランケット型人形を床に開き、その上をゴロゴロしたり、座り込んだり、気持ちよさそうにしています。段ボールの開口部から顔を出していた長い蛇型人形も引っ張って床に並べた。小型に折りたためるブランケット型人形は、腕に抱えたり、枕のように使っていた。京都のパポとパプの少し太った兄弟たちもブランケット型の上に並べた。かめきち家族は、今回、涌井さんが新たに作った、子亀(一匹は頭、足、尻尾が甲羅の中にしまえる亀と頭、足、尻尾が出たままの亀)と一緒に並べてた。かめきち家族が5匹の家族に。こどもたちは一通り、人形を確かめているようですね。しばらくして、こどもたちは、縁側からネットの通路を通り、モンゴルパオの中へ。カメパオの中では、うれしそうにはしゃいでいます。普段からごっこあそびを楽しんで入るこどもたちですが、新しい、環境で一層盛り上がっているように思います。モンゴルパオに入ると天井を見たり壁の蛇腹をさわったり、確かめています。そのうち、楽しそうに戯けてみたり、寝ころんだり、随分気に入ったようです。モンゴルパオのこどもたちは、とてもリラックスしています。きっと居心地がよかったんですね。



その後、子どもたちは、カメパオから人形を連れて来た。大きな蛇型人形も二人で抱えて運んできた。ここでもやはり、土井さんのブランケット型を敷いて、自分のお布団のように寝そべった。周りには、他の人形を置いて自分の家の中のよう?です。カメパオの外側では、4才の子が5角形の段ボールの箇所に登って腰掛けた。内側では、段ボール箱に板を差し込んだ三角の部分にすっぽりはまっていた。その後もモンゴルのパオとカメパオを行き来して、帰るまで遊んでいました。


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今日は,子どもたちがカメパオ化したアゴラにはじめてくる日です。残念ながら、子どもたちは、掛川市内の陸上大会でお休みです。袋井から通って来ている2年生の男の子が一人参加。彼は、アゴラに入るなり、「わ〜っ!すごいのが出来てる〜」と言ってびっくりしていました。カメパオとの初対面。8畳の部屋からはみ出し、どっしりと構え、一見いがつい風貌のカメパオですが、玄関から見ると、優しくほほえんで、「どうぞ、入ってきて下さい。」と声をかけているようにも見えます。男の子は、カメパオは「どこから入るの」と私に聞く。「3角の所を這って入るんだよ」と言うと、「はいれるかな〜?」といいながら、5角形の目?の下の3角の開口部から這いずって入る。彼はカメパオの中にしばらくいた。笑みを浮かべながら、「気に入った!」といった様子で出てきました。モンゴルのパオへ行く出入り口を教える。縁側の引き戸を開け、ネットの通路を通り、モンゴルのパオへ向かう。彼は、学校で「ゲル」(モンゴルのパオの別称)のことを習ったらしく、実物の「ゲル」の中に入って、とても興奮していた。世界の民家のことを習ったらしい。中でもこのモンゴルのパオを一番気に入ったそうです。彼は、帰るまでの2時間、カメパオの中で絵を描いたり、紙で工作をしていた。(子どもには、道具箱、素材箱、人形が備えてあることを伝える。)今日から、カメパオ日記とゲル日記をつけることにした。彼にノート2冊を渡す。彼はそれぞれのノートの表紙を書いた。6時半頃お迎えの母親と妹に、カメパオのことやゲルのことをうれしそうに話していました。


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