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今年は宿泊キャンプ中のプロジェクトチームとしての活動予定はなく、私達は宿泊キャンプの手伝いに終始しました。
宿泊キャンプ全体のタイムスケジュールはほぼ例年通りです。子供達の就寝後に雨が降ってきたりしましたが、3日間とも天気はなんとか持ってくれました。

子ども美術工場Agoraの小学生のクラスは3つ有ります。宿泊キャンプは1泊2日のスケジュールが2回分設定されていて、都合によってどちらに参加しても良い事になっています。主に、初日は土曜日のクラスの子供達が多く、2日目は水曜日と日曜日のクラスの子供達が中心でした。昨年夏の「解体・組み立て」と、先日7月26日の「部分解体」を担当したのは水曜日のクラスの子供達です。

宿泊キャンプに初めて参加した子供達は「椅子」を作ります。この「椅子」に座って夕飯を食べることが恒例になっています。夕飯のメニューは、これもまた恒例のカレーライス。参加が2回目以降の子供達は以前の宿泊キャンプで製作した「椅子」を持ってきます。今回は竹筒を使った「ケーナ」(たて笛)を作ることになっています。藍染めによるランチョンマット作りも予定されていましたが、あいにく天気が2日とも不安定だったため後日に延期することになりました。

宿泊キャンプ第1日目に参加していた子供達のうち、先日の部分解体に立ち会っていなかった子供達は、初めて目にする宙吊り状態になった「ダンボールのカメパオ」に興味津々でした。この状態をリフォーム後と思っているのかな? 宙吊り状態の「ダンボールのカメパオ」は、大人の目にはかなり危うい状態に見えるのですが、子供達は全くおかまいなし。まずは中(下)に入ってみて、それから揺すってみたりしています。一つ残された(接地している)箱の中に入ったり、よじ登ろうとする子供までいて、慌てて制止する場面もありました。昼食のお弁当のロケーションの一番人気は、両日とも宙吊り段ボールのカメパオの下でした。午後、工作の終了後には昨年と同じく「移動式カメパオ」を引っぱって裏山の方に散歩に出かけました。
宿泊キャンプ第1日目:  7月29日(土)
9:00 am
今日は土曜日のクラスの子供達がメインで、部分解体され、宙吊りになった段ボールのカメパオに興味津々。 早速その下に入ったり揺すったり。
椅子の製作は思いのほか順調に進む。幼稚園の頃から通っている子供が多いので金槌やノコギリに拒否反応を示す子はいない。「嫌い」とか「苦手」とか言いながらも使えるようになっている。教える方も楽で、午前中に1、2名出来上がってしまった。

役に立たない気象データ(室内観測)9:00am
気温27℃
湿度76%
12:00 pm
昼食のお弁当のロケーションの一番人気は、宙吊り段ボールパオの下。
1:00 pm
お昼に中原氏到着。そのまま、子供の手助けに。
2:00 pm
高見さん到着。その頃にはほとんどの子供が作業終了。
手助けの大人達がケーナを作り始める。
3:30 pm
移動式カメパオと子供達が教室で作った足漕ぎ式の車を出して裏山に散歩に行きました。
散歩後、中原氏うまく音の出ないケーナ作りにはまる。

6:30 pm
夕食は恒例のカレーライス。椅子は各自で作ったもの。
宿泊キャンプ第2日目:  7月30日(土)
8:00 pm
就寝も恒例の蚊屋の中。初参加の子供達は、始めて見る蚊屋にとても興味を示していました。
宿泊キャンプ第3日目:  7月31日(日)
7:00 am
朝食後、前日の宝探しの戦利品のシャボン玉で遊び始めました。夕べの雨で水が溜っているところにシャボン玉を付け始め、こんどは、だれかが水道から水を流して小さな川を作って、そこにシャボン玉を流すのが流行りました。
宿泊キャンプ終了。
今後のリフォームプロジェクトについて
3日間の宿泊キャンプが終了してアゴラは夏休みに入ります。その前に今後のリフォームプロジェクトの展開についてプロジェクトチームで少し話し合いました。「リフォーム」というアイデアは、子供達がこの2年間愛用してきた「ダンボールのカメパオ」をこれからどうするか自分達で話し合った中から生まれてきました。今回のリフォームプロジェクトはこのまま出来るだけ子供達が中心になって進めていける可能性がありそうです。

「ダンボールのカメパオ」は11月の解体に向けてこの2年間の最終章にあるといえます。プロジェクトチームから子供達に手渡され、子供達自身で修理やメンテナンスを繰り返しながら少しずつ使いこなしが進み、最終章に入った時には子供達がナビゲートの中心となっている、というシナリオは示唆的でもあり自然な流れだと思います。カメパオプロジェクトチームは、見守り、記録する側になって、技術的な限界や考えが行き詰まったりしてどうしてもアドバイスが必要なときには適宜助け舟を出すことにしました。

8月25日から実際に始まるリフォームについては、プランから作業まで子供達中心で行う予定です。
Last Updated: 2004.03.03
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