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[ vol.1 ]
7月29日 (水) / 準備1日目

右写真: 子ども美術工場Agoraは静岡県掛川市にあり、民家を改造して子ども達のための教室(工場)として使用している。庭先に残っている円形の盛り土の跡は、半年前までこの場所にカメパオver.1.10の頭部分「頭パオ」が設置してあった「なごり」。昨年3月の静岡県立美術館での設置、8月の六号東小学校でのワークショップを経由してここに設置されていた。昨年末に京都での「越冬実験(結局実現できなかった)」のために撤去するまでの数カ月間をAgoraの子ども達と一緒に過ごしたことになる。今回の新たなカメパオver.1.5の「頭パオ」もここに設置する予定。
今回は既存のAgoraの建物(甲羅)とカメパオの頭部を螺旋状又は蒲鉾型の首(トンネル)で繋ぐ計画です。
昼前から中原さんはエンビ管で建物と頭を繋ぐ「螺旋の首」を試し始める。黄瀬君はカメパオの頭(二重構造)のパネルの塗装に取り掛かる。Agoraのカメパオ化が始まった。
8月1日から始まるAgoraのキャンプではカメパオ化を楽しみにしていた子ども達も加わる。今年の3月に完成した屋根裏、今回の頭と首の設置で子どもたちと造る10年計画の“Agoraカメパオ”がゆっくり動き出した。
暗くなるころまでには中原さん担当の「螺旋の首」もいい感じにおさまる。黄瀬君もパネルを順調(雨を心配しましたが)に塗り終えた。空には絵に描いたような三日月が裏山の上にでていた。
夜、中原さんはHPでのライブの準備、黄瀬君はキャンプで子どもたちがあそぶLEDの準備。11時過ぎ今日の作業を終了。
(HS)
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Last Updated: 2004.03.05
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