am 11:00
子どもたちがよく魚捕りする川(キャンプの時もこの川でハヤをつかまえました)が増水し、川の近くにある木割公会堂や近くの民家が床下浸水になりました。(水が入る前頃から土の匂いがしてきたそうです。) 収穫前の水田や田畑も水に浸かる被害もありました。また、昨夜の0時すぎに、公会堂の近くの山が崩れ(斜面に茶畑になっていたところ)土砂や茶ばらが民家に流れ込んだそうです。幸いにも家の方は大丈夫でした。詳しい被害はまだわからないようですが、キャンプで散策に出かけたAgoraの奥の方は、各所で山が崩れているという話です。土砂が道を塞いで奥にはまだ入れない状況です。
僕が、工場に着いた時には、みなさんが水に浸かった公会堂の片づけをしていました。ぼくも手伝いに出かけたのですが、すでに片づけは終わっていて役立たず。現在は、各自で被害状況を確かめている状況です。
Agoraはこの雨での被害はありませんでした。4号の時には風でカメパオの首のフレームが移動したりしましたが、それもなく何の損傷もありませんでした。ただ、かなりの水が庭を流れたらしく、庭に溝ができ、キャンプの時、佐藤さんがわざわざ茨城から持ってきて植えてくれた草花が流されていました。でも植え替えれば大丈夫そうです。
警報は解除になりました。工場周辺は現在、曇り。これ以上降らないことを祈ります。
pm 2:50
工場の奥の被害は、大家さんの話では道に沿った山が3箇所崩れているらしい。道も1箇所、この地域の水を供給している山からの簡易水道水の配管もえぐりとられていると言うことでした。工場の水洗トイレと外の水道はこの水をつかっているので、市の水道水をバケツに汲んで流しています。
大家さんが話していましたが、川が溢れたのは、川の堰が影響したのではないかといってました。崩れた箇所も茶畑や畑のところが多いように思います。木は切れないな〜とも言っていました。
午後になると重機をを積んだトラックが奥に走っていきましたし、大家さんの奥さんも畑の片づけを始めていました。市の関係者や農協の職員の人も山や水田の被害状況を見に来ていました。これからがたいへんです。
区長さんが話していましたが今日中に被害状況をまとめて市に出さないと災害扱いにならないから報告して下さいと言っていました。なんかこれも変なような気がします。24時間以内らしいけど・・それ以降に出た今回の大雨による被害は災害扱いにならないの?
また区長さんは、どの程度の被害までが災害扱いになるのかよくわかりませんが各自で判断して報告して下さいと言っていました。補助金や見舞金みたいなものが出るとなるとこうしたことが問題になるでしょうね。市は基準を持っているのでしょうが・・。
Agoraでは、先ほど花の植えかえと庭の溝に採石を入れ終わった所です。
少し前、急に風が吹きだし、また雨が降り始めました。
子どもたちが3:00からやってきます。早くやんでくれ!
pm 6:00
雨は大したこともなく、4:00過ぎにはやみました。ほっとしたところです。山を抱えたAgoraでは、大雨が続くと心配です。
先日の台風7.8号の時は警報も出ていましたし、台風の直撃コースにあたっていましたから、お休みにしました。今日は、3:00前まで曇りで、雨も降っていないのでお休みにしませんでした。今回のように判断した後に雨が降る・・今回は大した雨でなかったのでよかったのですが・・雨の降っている1時間、できるだけ出口に近い場所に子どもたちの活動を誘導していました・・結果オーライなのでしょうが、こんな思いをするんだったらお休みにしておけばよかったとも思いました。気象情報と周りの状況を見てお休みは決めますが、判断は難しい。最近の気象情報は外れることが多いし・・局地的な気象変化までわかりません。ただ、警報が出ていたら休みにしようと決めているのですが・。それだけではだめですね。もっと自然の中で暮らすための知恵をつけなくてはとつくずく思いました。まず、長年この千羽で生活してきた人たちはいろいろいろいろ知恵を持っているでしょうから教えてもらおうと思います。
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