カメパオも6ヶ月目に。子どもたちの意見を聞いてみました。
  
1. カメパオは地震などの災害時、居場所をなくした子どもたち、緊急な状態の子どもたちの為の居場所として、少しでも気持ちが元気になれるように考えたものです。ダンボールのカメパオはまだ試作段階です。8月からアゴラのみんなが使用してみてこのカメパオが実際の災害時に登場したら役にたつと思いますか。
  
[居心地について] 
ひろこ: 狭くて住み心地が悪い。おおぜいいるだろうから狭すぎる。 
千尋: 狭い。暗い。窓が小さい。 
ちあき: みんなが作っていくという楽しさが在る。暗くてもみんなで居ればにぎやかでへいき。 
千尋: 一人になれる場所。明かりを付ける。 
ちあき: 暗いのがいいかも、ちょっと光りが差し、何か神秘的。 
たくじ: たくさんあるといい。 
あゆの: カメパオの中に懐中電灯おいたら。
  
[形について] 
ちあき: いいと思う。 
しおり: 四角の方が、、、 
ちあき: それじゃービルみたい。
  
[ダンボールの材質について] 
しおり: ぶつかっても痛くない。感触がいい。中があったかい。 
ひろこ: 自由に絵が描ける。汚くなったりするのが。 
ともひろ: 大人の人がタバコを吸ったりして燃えちゃうかも。
  
2. 試作のダンボールのカメパオは6ヶ月目になります。神戸の震災の時、6ヶ月の経過は避難所がなくなり、仮設住居への生活に全ての人が変わっていった時期です。カメパオは災害の直後から使用するといったものでなく、避難所の体制がとれてくる状況から2-3ヶ月までの期間を想定しています。そんなことも考えながらここにあるカメパオ(ダンボール)の撤収をそろそろ考えようかと思っています。どうでしょうか?
  
みんな: なくなっちゃいや。ずっとあってほしい。壊れるまで。なんとかして直す。 
かわりに新しいのを作るなら考えてもいい。
 
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