詩織さん(3年生)が家からダンボール箱を持ってきて、自分の家を作り始める。ダンボールカメパオの前に陣取って、一人黙々と作っていた。何回となく作り替え、赤いが用紙の屋根を付けた、詩織さんがすっぽり入るかわいい家が完成。にこにこしながら「家で遊ぶんだ」と言って持って帰った。詩織さんのカメパオ?
千秋さんと啓子さん(二人は3年生)はダンボールカメパオの凹んだ5角窓に横になるのが好き。今日も二人は、それぞれの5角窓に横になって楽しそうに話をしている。足を伸ばしたり、海老になったり、ときどき立ち上がって上まで登ろうとするが、それはちょっと無理かな。雅史君も横になりたそうに二人を見ている。(彼も二人が降りた後、横になっていた。) ダンボールカメパオは、歪んだり、凹んだりしてきているが、子どもたちがちょうどはまるサイズに型抜きしたみたいになってきた。歪みも、凹みも、裂け目も、使いこなしたカメパオは子どもたちの居心地のいい場所になってきたようだ。
千尋さん(5年生)が「カメパオにカーテンを付ける」と言って入り口や3角の開口部に布をとりつけた。中にはいると布が外の光に透けてステンドのようでいい感じです。
|